被災地訪問。~番外編~
石巻からの帰りの話。
東北自動車道を走行中、とあるサービスエリアで休憩をした。
みなみさんが戻ってくると「トイレの前で 画用紙に『南方向』と書いた人がいる」
と言いながら車に乗ってきた。
ヒッチハイクかなぁ。。。?と思いトイレを見ると、寒さをしのぐために
小刻みに動きながら「南方向」と書かれた画用紙を持っている青年を発見した。
数秒の家族会議の結果、その青年を車に乗せてあげることにした。
その青年は浜松から宮城に被災地へボランティアに来ている30代前半の青年だった。
なんと、移動はすべてヒッチハイクだと言うのだ。
ヒッチハイクするのには理由があって、交通費を抑えて
浮いたお金は現地に落としていくというポリシーがあるそうだ。
同乗した距離およそ200kmの間、色々な話を聞かせてもらった。
被災地に関わる方法は色々あるなぁ と感じる出来事だった。
その青年は仕事が長期の休みとなるGW、お盆休み、正月休みは
ヒッチハイクで被災地に出向くそうだ。
来年の冬、どこかのサービスエリアで再びその青年を会えたら面白いだろうな。
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