被災地訪問2013 ~石巻編~
原発のある福島県から更に北上し、昨年と同様に宮城県石巻へ向かった。
石巻は津波の影響で海沿いの町が壊滅状態で、初めて訪れた時は
身体の奥底から震えがくる感じに襲われた記憶がある。
今回訪れる時、壊滅的な町が美しく戻っているなんてことは想像していなかった。
「どれだけ片付いているか?」を確認したかったのだ。
石巻に到着して感じたことは、正直あまり去年と変わらないという感じだった。
津波に流された車は山積みになったまま。
海沿いにある介護施設と思われる建物は
ご覧のように水に浸かり、入所者が使っていた
ベッドがそのままになっていた。
2年近く経過しているのに、この状態を維持する意味が自分には分からない。
被災された当事者の方でないと理解できない理由であれば仕方ないのだが。。。
でも、この景色を日々目にする被災者の方達を思うとね。。。
しかし、石巻港で素晴らしい景色を目にした。
港の一角にある倉庫の扉。
誰かが書いた、この絵に心打たれた。
そして、港には大漁旗を掲げた漁船の姿が。
津波に負けず漁を続けている漁師の皆さんの
力に感銘を受けた。
来年も是非、福島、宮城に足を踏み入れて、東日本大震災、阪神淡路大震災で
お亡くなりになった方々のことを忘れないように
そして、復興のための協力を微力ながら続けていこうと思う。
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