被災地訪問2013 ~原発編~
今年も年始に、東日本大震災の被災地である東北に訪問した。
理由は去年と同じ。あえて加えるなら復興の進み具合が見たいということ。
まずは福島県に東京電力福島第一・第二原発の南側の立ち入り禁止区域の
境界線に向かった。
昨年に比べ禁止区域は縮小されたようで、楢葉町(Jビレッジ周辺)から
やや北側まで進むことが出来て、富岡町の入り口まで来れた。
相変わらず禁止区域の入り口には多くの警察官が立っていた。
この人達は、我々がフツーに過ごしていた1年間という長い時間
1日も欠かすことなくこの場所に立ち続けていた。
一言「偉いなぁ」だな。
縮小になったエリアには売り物がそのままの状態で
閉鎖されたホームセンターがあった。
3月11日の15時くらいまでフツーに生活が営まれていて
震災が起こり、この場所の時間が止まってしまっていることを
改めて気付かされた。
近隣のコンビニの店員さんに聞くと、やはり人は戻ってきていないようだった。
でも、一つ良いニュースがあった、去年訪れた時に閉鎖されていた
コンビニが営業を再開していたことだ。
1年前
1年後
「それでも、この場所で暮らしていこう」と決意した人達の象徴のような気がした。
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